地域の皆様にお声がけいただき、つなぐ手ケアマネセンターがいわきエリアにて、仕事と介護にまつわる話について座談会を10月1日開催しました。
「いつまでもお世話にならずにいたい」―それは誰もが願うこと。
先日、地域の皆様と「介護予防」をテーマに語り合いました。
目次
健康寿命と介護離職が影のテーマだった

日本の平均寿命は長いですが、本当に大切なのは、好きなことをして自分らしく暮らせる「健康寿命」を延ばすことです。
そのために、今からできる3つのことがあります。
健康寿命を延ばすには・・・?
- 体を動かす:特別な運動は不要。「ながら運動」や座る時間を減らすだけでも効果的です。
- しっかり食べる:朝昼晩3食、多様な食材を摂ることが体力維持に繋がります。
- 人と繋がる:月1回の集まりや挨拶だけでも生活の張りに。小さな役割を持つことも大切です。
困ったときは、一人で悩まず「地域包括支援センター」などの専門機関に早めに相談してください。
元気なうちからの少しの工夫が、未来の自分を助けます。
そして、もう一つの大きなテーマが「介護離職」です。
日本では働き手の減少が深刻で、2050年には現役世代1人が高齢者1人を支える「肩車型社会」になると言われています。
経験豊富な40〜50代が介護を理由に離職することは、社会全体にとって大きな損失です。
介護のために仕事を辞めると、精神的・経済的な負担が逆に増すこともあります。
大切なのは、介護が始まっても安易に離職せず、以下の4つのポイントを意識することです。
介護離職を防ぐには・・・?
- 事前に情報を集める
- 職場に早めに相談する
- 介護のプロ(専門家)に任せる
- 自分の時間を大切にする
介護は一人で抱えるものではありません。
会社の制度や専門家と連携し、自分らしい働き方を続けましょう。




コメント